突然ですが、あなたの夢は本物ですか?もしかして華々しい夢に執着していませんか?魂が望む本当の夢は、それを実現した自分がずっとご機嫌でいることを想像できることです。
さて、今回はメイド喫茶で働きながらアイドルを目指していた女性のレトリーバルです。
4月14日
ヘルパーを呼んだが、色とか光は見えない。でも、なんとなく右側にいるかなという気がする。はじめましてのヘルパーなのかもと思う。
移動の時、ヘルパーはハイヒールのスレンダー女性スタイルのような気がした。
要救出者は相変わらずわからない。しようがないから、「こんにちは、どなたかいらっしゃいますか?」と言ってみる。メイドさんのイメージ。一度打ち消してみるが、他にイメージが湧かないので、メイドさんだと設定して話しかける。
「何してるんですか?何か問題でも?」
返事はわからない。が、なんとなく火事かなと感じる。この頃になると、黒いメイド服に白いフリルのついた典型的なメイド喫茶の制服のイメージが湧いてきた。メイド喫茶の中のようだ。ステージもある。
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自己紹介して、質問していく。
「好きなことは?」
「テニス」
「お名前は?」
「S」
「お歳は?」
「22歳」
「どこにお住まい?」
「八王子」
「生まれは?」
「八王子」
「今年は何年でしたっけ?」
「2002年」
「今、一番の願いは?」
「ここから出たい」
「あなたに会った証拠になるような物を見せてもらえる?」
くまのキーホルダーを見せてくれた。彼氏にもらったのか。
ここでヘルパーを紹介する。ハイヒールを履いたスレンダー女性が颯爽と登場。Sさんは「オーナー!」と言っている。
ヘルパー(ハイヒールのスレンダー女性)は「ごめんね、迎えに来るのが遅くなって。あなただけ待たせちゃって」みたいなことを言っている。手をとって、「行きましょう、事務所に」と。
私は「よかったわね、出られるわ」と言いながら、背中に手を添え、PULを送る。階段を降りて店の外へ。道へ出ると、ヘルパーはタクシーを止め、二人でさっさと乗り込む。「あなたは前」と言われて私は助手席に。
車内でヘルパーは「ごめんなさいね、待たせちゃって。本部へ行きましょう。そこでゆっくりしましょう。そうだ!あなた芸能人になりたいんだったわよね。ちょうど、芸能事務所の社長が来てるから紹介するわ」などと言っている。Sさん、すごく喜ぶ。
間もなく、本部(ここレセプションセンターでしょ!)に到着。中に入ると受付みたいなところに人がいる。ヘルパーが「社長のところへこの子を連れて行ってあげて!」みたいなことを言ってその人に引き渡すと、Sさん、その受付の人と一緒に奥へと入っていった。
ヘルパーに質問
「彼女はどうして囚われたんでしょうか?」
「あなたも分かったと思うけど、火事で逃げ遅れたのよね。煙を吸って気を失っちゃったから、どうしていいかわかんなかったみたい。(状況が)普通じゃないことはわかっていたけど、芸能人になりたいって夢があったから、店に執着しちゃって囚われたの」
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「自分が死んだことに気づいていない?」
「うすうすは変だと思っていたみたいだけど、認めたくなかったんじゃない。夢があったから。自分が志なかばで死んだなんて」
「この後彼女はどうなるんでしょう?夢叶わなかったけど」
「ここには親族やソウルメイトがいるから、そのうち解るわ。それも受け入れるわよ。そもそも、夢も本来の人生の目的じゃなかったかも。夢だと思っていただけで、単なる執着だったかも。それも併せて反省ね」
「なぜ火事で死ぬことに?カルマですか?」
「それもあるわ。もちろんカルマを解消する機会はあったんだけど、同じことを繰り返して解消することができなかった」
「ここって、レセプションセンターですよね?」
「彼女にはもうちょっと豪華にそれらしく見えたわよ」
「私イメージ力が貧困なもので…(⌒-⌒; )」
ヘルパーにお礼を言って帰る。
夢かエゴか
世の中、”夢を諦めない”ことや”夢を目指して頑張る”ことが美徳のように語られます。しかし、それが本当に自分の夢なのかということを深く考えることのないまま、あきらめずに頑張ることが目的になってしまうことが、ままあります。
ヘルパーはSさんの夢を「夢だと思っていただけで、単なる執着だったかも」と言っています。本当のことは分かりません。失礼ながら勝手な想像をさせてもらうと、もしかしたら、Sさんは「アイドルになれば誰々に認めてもらえるかも」とか「アイドルになればお金に困らない」とか「アイドルになって、私をいじめたあの子を見返してやりたい」などのエゴからくる希望を叶えようとしていたのかもしれません。本当は、アイドルになって楽しく活動している自分を、想像できないのに。
本当の夢の定義は何?
じゃあ、夢ってなんなの?って話ですが、私が思うに、夢って、その状況その自分になった時に、ずっと自分がご機嫌でいられる状態のことなんじゃないでしょうか。自分がその状況にあることが楽しくて仕方がない環境や自分の在り方。大それたことではなくても、自分が機嫌良くいられれば夢を叶えていると言えるのではないかと思います。
例えば、大好きなキャラクターグッズに囲まれた部屋に住むことも、自分が機嫌良くいられるなら、立派な夢です。推しのアイドルの全国ツアーについてまわることが、自分にとって最高の幸せならば、それを叶えるためにアルバイトに励むのも夢のためと言えます。国連機関で世界平和のためにバリバリ働いている自分が幸せだと想像できるのなら、それもまた夢です。
逆に言えば、どんなにご立派な目標でも、そうなった自分を想像して、楽しそうでなかったら、それは夢ではありません。ご機嫌な自分になれない事なのに、あきらめずに頑張っているとしたら、それはただの執着です。
ところで、夢って、社会貢献につながるような立派なことじゃないと、堂々と言えないと思っていませんか?昔は私もそう思っていました。堅物だったので。でも、どんなに立派なことでも、やってる自分がイライラしていたり、辛いと思っていたのでは貢献度はプラスマイナス0になってしまいます。イライラや辛いという感情は低い波動を周りに垂れ流しますから、周りの人や地球が悪影響を受けます。ネガティブなエネルギーは地球に溜まりに溜まると地震などの自然災害という形で放出されると言われています。
逆にです、はたから見てどんなにくだらなくて、なんの役にも立たなそうでも、その人がご機嫌で楽しい周波数を出していれば、周りの人や地球の周波数も上がって、目に見えないけど、ポジティブな影響を与えています。自分が楽しんでるだけなのに、知らぬ間に社会貢献をしているわけです。
苦痛な夢は夢じゃない
実は私は長年夢だと思っていたことが、ただの執着だったことに気づきました。
私は子供の頃から通訳になるのが夢でした。いえ、夢だと思っていました。きっかけは小学校でバビブベボを一字ごとに挟んで喋るという変な言葉が話せる子がいて、なぜか私一人だけそれが聞き取れたので、優越感を感じたという程度のことです。あー、それと母親が「女は手に職」というのが口癖だったからかもしれません。小学校の卒業文集には「通訳になるのが夢です」と書きました。
とは言っても英語はあまり得意ではなく、大学は中国語を専攻しました。中国に語学留学し、帰国したら、当然のように中国語の仕事を探しました。ただ、中国語力は中途半端だったので、通訳にはなれないまま、勉強を何年も続けているという状態でした。出産、育児、全然関係ない仕事をしたり、途中諦めてもおかしくない時でもなぜか、中国語を仕事にと固執していました。
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これは実は私の過去生が関係していて、”今生は日中友好のために活動する”ということを魂の目的の一つにしていたからでした。なので、魂の目的を果たそうと頑張っていたこと自体は自然の流れなんですが、日中友好のために活動=中国語通訳になる、という式が大勘違いだったのです。別に通訳にならなくても、友好のためにできることはあるのにね。個人的な交流とか、情報発信とか。
よくよく思い返せば、通訳になっている自分を想像しても、全然楽しくなかったんです。必死になって下準備して、胃が痛くなりながら当日の国際会議に臨んで…なんて。企業内通訳になっても産業分野の専門用語なんてちんぷんかんぷんで面白くないし。観光客相手の通訳ガイドになったとしても、わがままなツアー客に振り回されるのを想像しただけでうんざり、と。
それでも、今まで頑張ったんだから、こんなに勉強したんだから、通訳にならなきゃとあがいていました。でも、そんな夢叶うはずありません。夢じゃなくて、ただの執着ですから。ご機嫌な自分が想像できない事は夢じゃありません。
執着を手放して楽になった
スピリチュアルな世界に足を踏み入れてからは、自分の癒しが進んだためか、徐々にもういいかな通訳にならなくても、という気になりました。自分なりに情報発信とかをやってきて、少しは日中友好の役には立っただろうって、思えたので、通訳への執着を手放せました。実現しても楽しくないことを目標に据えていた時に比べると、今はとても気持ちが軽くなりました。
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今の私の夢は、自然素材でできた素敵なサロンを造ること。お客さまは中に入っただけで三割ぐらいは癒される、そんなサロンです。そこで、ハーブティーを差し上げて、ゆっくりとお話しを聞く、セッションを終えて、来て良かったとおっしゃるお客様をお見送りする。そんな自分を想像するととても幸せでご機嫌そうです。
あなたの夢はなんですか?それを叶えた自分は楽しそうに笑っていますか?
さて、自然素材でできた素敵なサロンはまだですが、ハーブティーをご用意してお待ちしています。ぜひ、あなたの叶えたい夢を聞かせてください。
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