目に見えないものを見る訓練〜ライダーさんのレトリーバル

見えない世界を見るために

私は過去生を見たり、ガイドなど高次の存在とお話しをするためにヒプノセラピーやパワーストーンサイキックリーディングの手法を使います。その際には、魂やオーリックフィールドに保存されている過去生のデータにアクセスしたり、非物質的存在を知覚したりする必要があります。本来人間は誰でもその能力を持っているのですが、現代人はうまく使いこなせなくなっています。

なので私は一時期、その能力を思い出すための訓練としてレトリーバルをせっせとやっていました。

レトリーバルとはヘミシンク用語で囚われ領域(フォーカス23)や信念体系領域(フォーカス24~26)に留まっている魂や魂の一部を救出して、行くべきところ(フォーカス27)へ送り届けてあげることです。すごく簡単に言うと、この世とあの世の狭間で迷っている霊を成仏させてあげるお手伝いです。(詳しくはロバート・モンローさんや坂本政道さんの本、アクアヴィジョン・アカデミーのサイトなどでご確認ください。)

今回はそのレトリーバルの記録を書いてみようかと思います。ただし私はレトリーバルにヘミシンクは使っていません。私が使用しているのはブルース・モーエンさんの『死後探索マニュアル』の本とCD。これはリラクゼーションによって変性意識状態になり、救出活動を行うというものです。CDの指示に従ってフォーカス23にいる人(魂)と接触し、ヘルパーと呼ばれる非物質世界で救出活動をしている存在と一緒にいい感じに誘導して、そこから救い出していきます。もっとも、私の出番は最初に接触するところぐらいで、救出はほぼヘルパーに丸投げなんですけどね。

さて、記録メモは一通り終わった後に思い出しながら書いているので、交わした言葉などはあやふやだったり、意味不明だったりして不正確なところもあります。が、できるだけ、そのまま書こうと思います。ちなみに、これが初レトリーバルです。

2021年3月8日 PM

CD:ブルース・モーエン『死後探索マニュアルー最初の救出エクササイズ』

意図を定める前にクリックアウトしそうになって、少し戻ってやり直す。目は覚めたが、やや緊張してスタートしてしまった。

ヘルパーは小柄な感じ。左斜め横にいるかな。幼い女の子のような気がした。

ヘルパーに救出を必要としている人のところへ連れて行ってくれるように頼む。

暗がりの中、前方にいる・・・(?)

最初、屋内かと思ったが、その後、一瞬、街角で何かが左に飛び去るイメージがあった。ライダーのような格好の男性がしゃがんでいるような印象。フルフェイスのヘルメットをかぶっていて、顔は見えない。

[話しかけ質問するよう指示]話しかけてみるが返事は感じられない。矢継ぎ早に指示が出るので、返事を待つ暇もない。返事は[音声としては]聞こえないが、名前はS(?)埼玉の人(?)ここは千葉。

ヘルパーを紹介する。ヘルパーは少女なのでぴょんぴょん跳ねているイメージ。仲良し(?)親子かな(?)抱っこしてる(?)手をつないで歩いて行った。私も後ろをついて行く。

公園、広場に着く。他にも親子連れが何組もいる。ライダー仲間と会った(?)

CDの指示に従いヘルパーに質問するが、指示が早すぎてヘルパーの答えを待っていられない。

ヘルパーの答え:公園にいたのは他のヘルパーたち。この後、この人はレセプションセンターで癒しと振り返りを行う。

ヘルパーに私自身へのアドバイスを求める。答え:もっとリラックスしなさい。

レセプションセンターを見学したいとお願いする。一緒に中に入る。近代的なコンベンションセンターのような造り。私の想像力の貧困さの表れか、あまり際立った装飾などは見えない。つまらないので、やっぱり帰ることにした。ヘルパーにお礼を言って戻った。

感想:CDの指示の早さに困った。まごまごする。全体的に自分で妄想している感は否めないが、要救出者とコミュニケートしているときに、白い光がゆっくりと視界を反時計回りに回転していた。ヘルパーがここにいるからね、安心して!と言っている合図だったのかなと思った。

これが、私の初レトリーバルです。ほぼ、何もしてませんね。ただ、話しかけただけ。まあ、人間の役割は要救出者の気を引くことなので、それで十分のようです。救出のためのお膳立てやその後の流れは全てヘルパーがやってくれます。今回のヘルパーは彼の娘という役を演じたようです。

後日、ペンジュラムを使って、知覚の正確性について確認しました。結果、Sさんという名前と埼玉の人というのは違っていました。あと、勝手に交通事故で亡くなったのかなと思い込んでいましたが、それも違いました。先入観は禁物です。

ヘミシンクのCDを聴いているけど、特に何も見えないし、何も起こらない、自分には無理なのかなーと思っている方も多いかと思います。実は私も何年もCDを聴いていましたが、体脱もしないし、ビジョンも見えないという人でした。ただ眠くなるだけ。

ヒプノセラピーで感覚を掴む

そんな私がビジョンが見えるという感じがつかめるようになったきっかけがヒプノセラピーを受けたことでした。ヒプノセラピーはセラピストの力を借りて催眠状態(変性意識状態)になります。なので、セラピストさんのちょっとした質問によって、意識を向けることができれば、一人でCDを聴いていた時には見逃していた非物質世界からのサインに気づくことができます。一回、気づいてしまえば、次からは一人でやっている時にも「あ、これかな〜」とサインに気付けるんです。どんどん上達します。

ですから、自分もヘミシンクで何か体験したーい!と思っている方は、一度ヒプノセラピーに挑戦してみるのも手ですよ。

ヒプノセラピーを受けてみたい

レトリーバルの用語解説

フォーカス23・・・このレベルには、肉体を離れたものの、死の事実を認識できず受け入れられなかったり、地球のエネルギー系に縛られて自由になれない人たちが存在する。全ての時代の死者たちが含まれる。ここに住む人たちは、必ずと言っていいほど、一人きりで孤立している。多くの場合、死んだときの状況のせいで、自分がどこにいるのかわからなくなってしまっている。自分が死んだことに気づいてないことが多いのだ。たいていは、何らかの形で物質界とのつながりを維持しているために、死後の世界から助けにやってくる者たちを知覚する能力が制限されてしまっている。

フォーカス24,25,26・・・これらのレベルが信念体系領域に相当する。さまざまな前提や概念を信じて受け入れている、あらゆる時代、あらゆる地域の人間たちが、肉体を離れるとここに来る。その信念には、何らかの形で死後の死の存在を仮定する宗教や哲学などが含まれるだろう。

フォーカス27・・・「レセプションセンター」もしくはその中枢にあたる「公園」と呼ばれる場所が、ここにある。人間の精神が創り出した人工的な場所であり、肉体を失うことによって精神が受ける傷(トラウマ)やショックを癒すために設けられた中継地点だ。多種多様な人々を満足させるために、様々なこの世での環境が再現されている。

ヘルパー・・・死後の世界に充分長く住んで、勝手がわかっている非物質的な人間たち。ヘルパーはしばしば肉体的に生きている人が非物質界を探索するのを、ボランティアで手助けしてくれる。また、他の非物質的な人間にも、ボランティアで助けの手を差し伸べる。通常は、人が死後の世界に移っていくのを手助けするが、助けを求められたり、助けが役に立ったりするときはいつでも、進んで手助けしてくれる。

クリックアウト・・・ある経験中に、その経験を意識できなくなること。意識を失った記憶もなく、あるいは自分がどれだけの間「いなくなっていた」のかもわからないという状態。自分がクリックアウトしていた、ということの手がかりは、突然自分が「どこかへ行ってしまっていた」と気づくことだが、自分がいなかったのが三秒なのか、三百年なのかは確かめるすべがない。

レセプションセンター・・・フォーカス27にある領域で、死んだばかりの人が物質界を離れて死後世界に入っていくにあたり、適応するのを手助けしてもらう場所。

※以上はブルース・モーエン氏の書籍『死後探索4』(ハート出版)の用語解説からの引用です。

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